まじそんけいにあたい(仮)

ティーの憤懣やるかたねえ

10000字インタビュー

どこかで、僕らはジャニーズやから人気があると思ってたんです。だから、いい加減にやっている部分があった。でも、Jr.としてやってた時、お客さん入ってたんは、タッキーがおったから。タッキーから離れた時、ファンの人達は、ちゃんと見てるから、僕らには全然ついてきてくれなかったんです。ジャニーズやから人気があるわけやないって気付きましたね。

(MCは)いろんなバラエティー番組見て勉強しました。でも、今でもライブ前とか、ホンマにしんどいんですよ。ずっと気ぃ張ってるんで。毎回、ちがうこと話そう。これをこう話して、次にこう話してって、めちゃくちゃ考えるんで。だけど、変な話、MCに関しては、なんかホンマに昔から自信あるんですよ。
メンバーのことを面白く話せる自信があるからかな。こんないいメンバーの良さを伝えられなきゃウソだろって。ホント、みんな面白いから。

結果的にみんなが喜んだらいいなって思ってすることなんで。お客さんに喜んでいただいて、売り上げが上がれば、スタッフサイドも嬉しいわけやし。

何が僕達を支えてたかっていったら、錦戸たちが、こっちに戻ってきた時に、楽しそうにしてたことですね。だから、やれてたんだと思いますわ。「俺らは関ジャニ∞」て空気感がすごくあったから。それが、ホンマに支えてくれた。こっちの活動でダルそうにされてたら、もっと違った形になってたと思う。

支持してもらえたのは楽しそうにしてたからじゃないですかね?僕らが。

ファンの方は、ちゃんと見てるってことですね。さっき言ったように、僕ら単独でパンってやるってなったとき、お客さんついてきてくれなかったんです。生半可な気持ちでやってたら全部バレんなって思いましたね。でもそれは、裏を返せば素敵なことでもあって。一生懸命やれば、必ず見ていてくれる。心から楽しませようと思えば、必ず受け取ってくれるんです。だから、心でちゃんとやらなってことですね。

僕はもう、性格上、何かやってくれたのなら、それを返そうというか。僕や僕達に興味ない人には、僕まったく興味ないんです(笑)でも、僕らにちょっとでも興味を持ってくれたり、応援してくれるのなら、全力で喜ばせたろって思うんですね。全力でやったろうって。

2006年の関風コンのオーラスのアンコールで他の6人とeighterが大号泣して、大倉なんて泣きじゃくって最後の挨拶もまともに喋れなくなってた中、最後のキミくんだけは涙ぐみもせずに「なぁ?関ジャニ∞って最高やろ?」てeighterに優しく笑いかけてたのが、今思えばキミくんの全てだなと思う。どうすれば人がついてきてくれるかって考えて無理矢理出した答えよりも、自然に純粋に周りの人を好きになって生まれた何かの方が強いに決まってるもんね。楽しそうにしてるエイトが好きっていうのがきちんとキミくんに伝わってて良かった。横山裕のソロコンはほぼ関ジャニ∞のコンサートに近いって安田か誰かが前に言ってたし、キミくんはエイトの顔であると同時に、エイトの雰囲気を8割くらい作ってる人なんだと思う。キミくんのお客さんに対するスタンスが、そのままエイトのスタンスになってる気がするから。だからキスマイではそれがGAYAなんじゃないかなとも思う。だってみんな優しいもん。
それから2010年5月16日の青森でのコンサートのことも書いてあるので、キスマイの情報を求めてここにいらしてる方も、横山裕くんに興味がなくても是非読んでみて下さい*1。キスマイの7人もまた全員家族のことを愛しているし、もしかしたらいつか誰かがキミくんと同じような状況になってしまうかもしれない。その時に、私たちがどうやって支えてあげたらいいか、いや実際に支えてあげられるのはメンバーや周りの人や家族なんだろうけど、それでも私たちでもきっと何か役に立てることはあるだろうから。2010年のカウコンの最後の挨拶でキミくんはそれを「いろんなこと」て一括りにしていたけど、「メンバーがずっと傍に居てくれました」て言ってたからその時はなんとなく安心してしまってた。だけど時間が経った今、キミくんの口からこうして詳しく語られる日が来て良かったです。

Myojo (ミョウジョウ) 2012年 03月号 [雑誌]

Myojo (ミョウジョウ) 2012年 03月号 [雑誌]

*1:MYOJO3月号(1月23日発売)