まじそんけいにあたい(仮)

ティーの憤懣やるかたねえ

10000字インタビュー

北山宏光

何かものをひとつ作るにしても、オリジナリティーがないと納得できなくて。例えば「折り紙で何々を折りなさい」て言われても、自分なりにアレンジしたり、ちがう色紙を使ったり、1ヶ所でいいから人と違うものを作りたかったんです。

お前は俺か。

練習でうまくできないコに、がんばろう!とか声をかけられなくて。自分は出来ちゃうから、なんて言ってあげればいいか、かける言葉がわからなかったんですよね。

お前は(ry

その日(オーディション)が、なぜか練習が休みで。1年で360日は練習なのにですよ。なんか、運命に吸い込まれるような気がして。

どう見ても運命です、本当に(ry

  • サッカーの練習が終わったあとに終電までダンスの個人レッスンに通ってたのは知ってたけど、よく考えてみれば高校生の頃にそのサイクルやってたってことだもんね。今やれって言われたら出来るけど、当時の私に置き換えたらとんでもねえ根性いるだろうなぁと思った。みっくんやっぱりすごいよ。知ってたけど。
  • Jr.でやっていく決意をした後にサッカー用品全部捨てるのもすごい。私ならそれも出来ない。でもそれだけ追い詰められてたのかな。後述だけど実際「どんな形だろうとデビューして、ちがう生き方を選んだことが間違ってないことを証明したかったから」ていう執念がそうさせたんだし。
  • その決意の動機が「人をよろこばせたり、感動させたりする仕事がしてみたい」だったのは知らなかったなぁ。Pちゃんへの対抗意識とか、みっくんが自分を試すためだと思ってた。
  • あの特殊な環境で小さいコにタメ口きかれたり「歳いってんじゃん」とイヤミを言われるのはずっと体育会系の中にいたみっくんからしたら普通の人以上に屈辱を感じたはずだし、私も小学生の頃からバスケ部で同じように育ったから悔しい気持ちはすごくよくわかるよ。年功序列の世界では結果を出せない先輩や上司に対しても、敬ってうまいこと立てることが当たり前だもんね。実力勝負だからっていきなり目上の人に生意気になったりしてる人見てると「うわぁ・・」て思ってしまうし。そうやって自分を誇示するより、実力を持ちながらもそういう年配者を敬って立ててあげられる人の方が魅力的だし世渡り上手だし仕事デキる人っぽくて格好良い。

社長に「ユー、バック転できないとヤバイよ」て言われたんで、母校の中学に行って、体育の先生に教えてもらったりもしましたね。

なにこれwwwwwそれ知らんかったwwwww行動力が本気度を表してるなぁ。

レッスン生は、A〜Eの5つのグループがあったんです。1グループ7人か8人で。当時、Aに宮田がいて。俺は最初Eで。

クソワロタwwwwwww宮田くん実はエリートなんじゃねーか疑惑wwwwwwwwでもA.B.C.Jr.の頃からキレは良かったよね。後からMステで揃ったA.B.C.Jr.見てびっくりした記憶あるもん。てかほんと厳しいよね。Aグループになれて初めて少クラの最後列に立てるんでしょ?ハードルありすぎだろ。当然だけど。

俺はダンスをしゃかりきで踊ってるのに、ふにゃふにゃ踊ってるヤツが、俺よりいい位置で踊ってたりする。だから、いくら頑張ってもいちばんになれないというか、前に進めないっていうか。つらいというか、やるせなかった。自分が何をしたら評価されるのか、何を根拠にマイクを持たせてもらえるのかわからない。今ならわかるんです。生まれ持ったスター性って、それぞれちがう。人って平等じゃないし、恵まれた人はいる。俺は全然そういうんじゃないから。でも、そんなこと気付かなかったから、「アイツはマイク持てて、俺は持てない。この差は、なんなんだ」て、ずっと悔しかった。

  • 「人よりたくさん練習して人よりたくさん頑張って上手になったらレギュラーになれる」ていう一般社会に通じる方程式をみっくんは幼い頃から頭と身体で覚えてきたのに、それが通じない世界に来ちゃったんだからそりゃ目の前真っ暗になるよね。社長の気まぐれとかスター性で立ち位置決められて、過程がスッカスカでも結果オタクがキャーキャー騒いで金になればそれでいいわけだし。でもみっくんはキスマイのセンターに居ることで、デビューしたことで、それらを覆したんじゃないかって思うよ。本人も気付いてるけど、そうやって努力してる姿は絶対に誰かが見ててくれるもん。スター性だけで騒がれて中身が伴ってないあの事務所のタレントは私は未だに嫌いだし、外面だけで稼いだところで金出してるのは外面しか見えてないどうしようもない女ばっかりになるだろ。金は回るけど綺麗ではない。
  • どの世界においても何かに成功した人って必ず「努力すれば」とか「信じれば」とか言うけど、やっぱり少なからずみっくんの言うスター性みたいなものって持ってると思うんだよね。みっくんももちろん持っていたんだとは思うけど、それよりも後から上乗せした努力の厚みがハンパないからみっくんが同じこと言うと重みが全然違う。全く同じことを言って、デビューがゴールだと思って努力も高めることもオタクに優しくすることも何もせず結局常識人のオタクに見捨てられてる人もいるし。みっくんはここに書ききれてない努力や工夫をもっと実行してきてるはずだし、でもその方法を全員が実践できるかって言ったらそうでもないんだよきっと。みっくんだから乗り越えて来れたってこと、凄く多いと思う。でもそれくらいみっくんはデビューして自分が選んだ道を信じたかったんだね。

集まったメンバーは、元からいたメンバーも含めて、NEWSだったりから漏れてるんです。だから、最初に感じたのは、「なんか落ちこぼれが集まったのかな」てことで。

この一文スゲーリアルだなと思った・・。NEWSは結成当時は知らないけど、NEWSの歴史を知る上でK.K.Kityの存在もそこに誰がいたのかも知ることになったから。

怖い振付師さんに「見てほしいんですけど」て電話したりしてましたね。

ここらへんがストイックだよねwwwwwwwマジ推せるwwwwwww

  • 結成当時、ローラースケートに対して否定的だった人がいるってのにびっくりしたわ。だってwwwwwwwwデビュー前後にあんだけ「俺たちの武器はローラースケートです!!!」て言ってたろうがwwwwwwwwでも、それもこれも全部みっくんや他の誰か(おそらくGAYAと渉)がその否定的なコたちを説得したんだろうね。私もそこにいたら「いやいや今更ローラーってwwww時代考えろやwwww」てなったかもしれないもん。「これは武器になる個性になるチャンスになる」てハタチそこそこから考えることができたみっくん凄いです。

マジで焦りましたね。だって「平成」だよ。俺、昭和生まれだもん。もうデビューできる可能性はないのかもしれないってショックで。

これは当時誰もが思ったよね・・。私はその頃まだみっくんのうちわ振ってたし全く同じことを考えてめちゃくちゃショックだった。ただの後輩に先を越されただけじゃなく「平成」てキーワードがほんと嫌だった。否定されてるみたいで。でも同時に「キスマイ解体しなくて良かった・・」とも思ったけどね。いろんなグループが解体してJUMPになったわけだから。けど「今後デビュー出来るかわからないグループより、デビューして確実に応援出来るグループの方がラク」つってJUMPに担降りしていく当時のキスマイ担を見送るのは超しんどかった。なぜか私が悔しくなって「お前らのキスマイを好きな気持ちってその程度かよ」て思ったりもしたし。いやデビュー組に降りるってのはジャニオタを楽しむスタンスとして1つの賢い方法ではあると思うんだけどね。バック担が辛いのは横で見てて常々感じてたし。

正直、悔しかったです。「自分たちに何が足りないんだろう」て考え続けましたね。でも、具体的な答えは見つからないから、今はバックだけど、このステージを見てくれている、ひとりでも多くの人に「キスマイっていいよね」て思ってもらおうってメンバーで話し合って。絶対に俺たちを見ていてくれる人がいるってプライドは持ち続けました。

俺らの存在意義wwwwwwwwいやにぽぽや私の場合、デビュー云々は正直どうでも良かったんだよ。いや良くないんだけどwwwwwなんつーか・・その人じゃなきゃ応援出来なかったんだよ。当時も今も。にぽぽがニカちゃんをずーっとずーっと応援してきて、今回デビュー出来なかったしもう疲れたから今度からJUMPを応援しよう、だってデビューしてるからずっと応援できるし・・ってそりゃ無理な話なんだよ。だってニカちゃんが好きなんだもん。あの事務所に、この世界に、ニカちゃんって1人しか居ないんだよ。そのニカちゃんがどこにいようとデビューしてようとしてなかろうとその気持ちは変わらんよね。だって好きなんだもん。ニカちゃんじゃなきゃ好きになれないんだもん。

俺たち、社長に「ユーたち歌えないからな〜」て、ずっと言われてたんです。偶然なんですけど、僕が鼻歌を歌ってたら、前を歩いてたのが社長で。後ろをパッて振り向いて「北山!?」て。「どうかしました?」て言ったら「なんでもない」て、そのまま行っちゃって。次の日、テレビの収録があったんですけど、「ミッドナイトシャッフル」・北山宏光って書いてあって。それでキスマイで一緒に歌えることになって。そのステージで藤ヶ谷、すごく格好良かったんです。それから、キスマイとして少しずつ歌わせてもらえる機会も増えて。

これってJUMPデビューのあとの話?その時のミッドナイトシャッフルって少クラだよね?残ってるかな・・。ずっとみっくんのこと見てたはずだけど意外と知らないこと多いなぁ。てか歌えないってなんだよwwwwwwそんなイメージ無かったけどwwwwwwでも少クラでも口パク多かったのはそういう理由からなのかな。しかし鼻歌で人生変わるってすげーなwwwww

俺と藤ヶ谷はずっと「できる?」て言われて「できません」て言ったこと一度もない。いろんなことをふたりで乗り越えてきた。だから、なんか言葉はいらなくて。心折れてるなって時とか、すごくわかる、アイツ。

トープの絆。゚(゚^o^゚)゚。
みっくんに無い柔軟さをGAYAが持ってて、GAYAに無い力強さをみつが持ってて、GAYAが持ってるオタクへの優しさと、みつが持ってる前へ前へ進んでいく前向きな姿勢と・・それがそのままキスマイの印象になってるなぁってデビューしてから感じてる。2人のどちらが欠けてもきっとキスマイは成り立ってないよね。

  • なんかみっくんって火花を散らして突っ走ってる感じなんだよ。遠くから見てたら「めっちゃ熱くなってる格好良い!!火花格好良い!!」てなるけど、みっくんの周りにいる人からしてみたら「いやいや熱っ!!!速いけど熱っ!!!」てなってるの。だからとんがってた時にタッキーが止めてくれたんだよ。マジ殿だよ。

大倉の家で、47都道府県ツアーの写真集見せてもらったりもして。どれもすごくいい写真で、「俺たちも、いつかこんな風になれんのかな」て焦ると同時に、「ぜってーデビューしてやる」て思ってた。

あの写真集見て「こんな風に」て思ってくれたのは嬉しい。私が望むグループの集大成が8人の関ジャニ∞だから。以前「大倉からいろいろ聞いてるだろうしキスマイもエイトみたいになってほしい」て書いた覚えがあるけど、少しずつ近づいてくれてる気がしてそれも嬉しい。

  • 宮田くんのデビューしたい発言はほんとびっくりしたよねwwwwwwあれで文字通り惚れ直したもんねwwwwww同時に安心したというか。2007年で夢絶たれてからみんな一切そんなこと口にしてなかったから、「キスマイがデビューするの待ってていいんだ」て改めて思えたんだよ。でも確かに宮田くんが言わなくてもみっくんが言ってただろうね。ツアーをやる前は言える立場じゃないってのをわきまえて時期を狙ってたってのもみっくんの執念を感じるし好きだよ。

でも改めて考えたら、宮田が言ったから良かったんだなって。いつもニコニコして自己主張しない宮田だから、伝わる想いがあるなって。もちろんメンバー同士で、前からデビューしたいって話は、ずっとしてて。「俺ら、もう何歳だよ」て(笑)でも、お客さんを前にした記者会見で、宮田が言う度胸があるとは思わなかったから。腹くくったんだなって。

(`;ω;´)ブワッ

  • 年齢関係ないっていうのは、みっくんだからってのも大いにあるよねwwww童顔だから全然そんな高齢に見えなかったしwwwww
  • みっくんに今後必要なのは周りをもっと見ることだと思う。ナカイさんみたいになりたくてMC頑張ってたのは去年のコンサートで痛いほど伝わってきたし、頑張りすぎて空回ってるのも伝わってきちゃったから。でもそれに対してメンバーは何も言わないし肯定してることも多い。それはみっくんが頑張り屋さんで口先だけじゃなくてちゃんと努力してることを知ってるからなのか、自分はみっくんほどに努力や工夫をしてないから言いづらいからなのか・・わからないけど、でも誰かが言ってあげないとみっくんもキスマイ何も前に進まない気がする。オタクも盲目で甘い人が多い印象だし。去年のことはみっくんもそれなりに気付いてフィードバックしたんだろうけど、今後もきっと同じようなシチュエーションが訪れるはずだし、個人的にその時の助言役は渉かなと思ってるんだけど・・。でも前に渉が「ミツは言っても聞かないだろうけど」とか言ってんの見たことあるからね・・結局は何も進展無さそう。けど中身を伴って自信満々で在れるって絶対に簡単なことじゃないから、みっくんには変わらずいてほしい思いもある。みっくんがいてくれるからいつまでもこうしてキスマイが前を向いて走り続けてくれてるし。

不思議な感覚でした。なんか、自分のことなのに、自分のことじゃないような。俺が嬉しいと、ファンの人たちもこんなに嬉しいんだって。会場中笑ったり、泣いたりしてくれるファンの顔が見えて。俺、人に感動を与えたいとか、元気をあげたいって思って、この世界に飛び込んだから。「本当に、そういうことできてるんだ」て。

デビュー発表があって、その後お茶してる時も、その後の夜公演も、渋谷での打ち上げも、翌日原宿で遊んだ時も、その日から何日間もふわふわしてたあの感覚は、もうたぶん一生味わえないと思う。初めて彼氏ができた日も、枠5%の高校に合格した時も、卒業設計終わらせた日も、会社に内定もらった日も、もっと言えば関ジャニ∞に内が帰ってきた2007年8月5日ですら、あんなに嬉しい精神状態は無かった。何をやるにしてもキラキラしてたし、当時も書いてるけど、知らない世界に来たみたいだった。あの時はもう宮田くん一筋みたいになってしまっていたけど、みっくんに出会わなければ、私は宮田くんに会えなかったし、みっくんがこの世界に飛び込んでくれたから、あんな不思議なふわふわとキラキラと、そしてたくさんの感動と元気が生まれたんだよ。だからこれからも孤独なんて思わないで。みっくんが音楽番組で口パクじゃなく生歌で声を聴かせてくれる度に本当に嬉しくなる。あの事務所のこと未だに大っ嫌いだけど、みっくんがそれを打ち破って努力やストイックでもこんなに輝けるって教えてくれるし、「応援したい」じゃなくて「ついていきたい」て気持ちにさせてくれる。いろいろとみっくんには厳しくなってしまうけれど、ダメなところも含めて全部がみっくんだからこれからも毒吐きつつ見守っていきたいです。