まじそんけいにあたい(仮)

ティーの憤懣やるかたねえ

「トリガー / 板倉俊之」感想文+専門知識リサーチ

今日1日中タバコが止まらん。心は全然落ち着いているけど炉心融解や東方ジャズを垂れ流してもただタバコが止まらないでござる(?)。先ほどトリガーの2周目を読了したよ。1周だけでは気付けない事柄が意外と多くて吃驚したよ。注意力の無さに凹むよ。きっと3周目もまた違った発見が出来るはずだけどとりあえずここで節目として感想文をぶっ放しておこうと思います。壮絶なネタバレだけれど少しでも興味が沸いて小説を手に取ってくれたら嬉しいです。いたくらの財布の足しになるのならいくらでも文字打ってやんよ。祐くんやエイトの時のようにまだ自分に少しでも波及要素が残っていればいいけどねー。
※序章〜終章=完了。(2009/7/24追記)

序章

まず初めの舞台が新宿駅という事で縁のある自分歓喜!!!午後九時過ぎなんて余裕でまだ仕事してた時間帯だし!!!人気が無くなるのは終電が終わってからだよ。最近はしないけど、座れるか否かの勘定は湘南新宿ライン東横線に乗る時にはよく数えてた。銀色に青いラインはどの列車なんだろうね。私の中で青いラインと言えば京浜東北線しか浮かばないんだけど。それとも私鉄かな。列車が到着してからのあの独特の詰め作業は確かに無意味だよね。なのにそそくさと歩みを進めてしまうのはなんでだろうね。ここからは一通り三上氏が認めた「悪」をトリガーの名の下に一掃する場面な訳だけれど、なんだかスカッとするコピペを読んだ時と同じ爽快さを感じた。こういった話は実際に生活していて普通に遭遇する話ばかりだから困るよね。本当に目の前で人が射殺されたらそうも言っていられないだろうけど。1周目は三上氏=いたくらで変換余裕でした。悪に銃口を向けるまでの思考回路はきっと著者と同じ物だと思うし。先日のインタビューでそれは確証を得ることが出来たのでひと安心です。板倉がこういった非常識人に腹を立てていることが、不謹慎にも微笑ましくそして嬉しい。全く関係無いけど「みかみ」は大学時代の友人*1が浮かんでしまって、後に登場する部下が「三上さ〜ん」と呼ぶと脳内では彼女が出てきてしまいそうになります。危ない危ない。彼女はただの下ネタクイーンでしたね。

国王

「王」「クーデター」「反乱軍」で連想するのは田村由美氏の漫画「BASARA」の世界だよね。王:鬱金王、クーデター:赤の王が亜相等の臣下に打たれる場面、反乱軍:雷蔵率いる関東軍、もしくは単純にタタラ一味で自動変換余裕でした。革命児は次の世代で撃たれるのが歴史上の大原則だけど・・この物語ではどうなっていくのかな、という感じ。国王が射殺許可法を唱えた後の国民の声の「こえーよー」にちょっと萌えた。「全てを死刑に」は大いに賛成だよ。現代の刑法は罪に対して罰がそぐわない事例が多すぎるもんね。性犯罪者とかもう裁判する前に逝ってよしっしょ。未成年者への処罰が甘すぎるのも納得いかないし。保護者の責任も大いにあるし。

都道府県に一人なら、自分の周りにいるはずがない」と高をくくる人間がほとんどであった──。

私は神奈川県民なので政府は横浜市内にトリガーを置くと予想・・人口も犯罪件数も格段に多くてトリガーが在るべき場所なはずだから。でも現にこの物語の中でも神奈川県のトリガーは横浜には居ないんだよね〜。

三上和也

食堂の描写が地元のとんかつ屋さんに似てて吃驚した。私が成人する前に閉店してしまったのでカウンターで父とビールで乾杯する夢は夢で終わってしまったけれど。三上の身軽さに吹く。直子気付かないとかどんだけ。彼は周りを全く気にせずにトリガーの力を行使するのでかなり怖いよね・・。私はテレビ越しでも戦争やら血やらの映像は怖くてたまらないというのに、目の前でトリガーが何の躊躇いも無く仕事をする現場に出くわしてしまったらとんでもないパニックに陥るよきっと。そう考えると序章での三上の「・・・・・・なんだよ。少しはスッキリしろよな。」は大変身勝手な発言な気もしてくる。ジャガイモごろごろしたカレー美味しい。やたらジャガイモばっかり食べちゃう。切る時に面倒くさくなってザク切りにしたはいいけど食べる時やっぱりデカくて結局頬張れないとかよくある。移動後のマクドナルドはおそらくあそこだろうな〜と想像余裕でした。動物に優しい三上可愛いよ三上。ここで初めて物語の要となる銃の表現が出てくるんだけど、私は銃の知識がゼロに等しくむしろマイナス域に達するくらい無知なので、小説に記された型や色、部位の名称等をひたすらにググって載せてみました。違っていたらごめんなさい。

ベレッタM92FS



都道府県に1人ずつ配置されるトリガーに貸与される拳銃。かっけえwwwwwwwwなにこれ拳銃ってこんなにかっこよかったっけwwwwwwwww

ホルスター


2ヶ月前の一場面。むかつくDQNにぶっ放した三上の体制が格好良い。頬杖をつきながら拳銃を構えるって何それ格好良すぎるだろ。勿論前髪が目に掛かってるんだよねそうなんだよねあーもう滾る三上に滾る。直子の言い分もわからなくも無いけれど・・って駄目だこの章・・カレー食べたくなってくる・・。集金に来る893がいかにもな感じでちょっと笑った。それにここからはもう893映画のターン。文面だけれどいつ血が舞うのかビクビクしながら読んだよ。

盲牌

指で牌の絵柄の凹凸をなぞり、その感触で牌を見ずにその牌が何であるかを判別するテクニック。更に、上級者ともなると、雀卓の上で牌を滑らせただけで判別出来ると言う。

三上氏が案内させた893の事務所内で左に居た男がしていたやつ。つまり慣れた手つきで麻雀してたってことでいいよね?

コルトガバメント45口径



白髪混じりのオールバックのオッサン(おそらく頭)がパターを置いて持ち出した拳銃。名前が格好良い。ガバメントて。

トカレフ



その白髪混じりのオッサンの横でいつでもライターを差し出す準備万端だった新人くんが持ち出した拳銃。つか写真がやべえだろこれwwwwwwwwwかっこよすぎるwwwwwwwww

S&W-M49リボルバー


盲牌していた兄ちゃんがじ雀牌を置いて持ち出した拳銃。「リボルバー」はスコールが装備してたあれだよね。弾がくるくる回るあれだよね。

スライド(銃の部位の名前)


インターネット心からありがとう。そのまま画像貼るのもどうかと思ったので部位の画像は勉強がてら自分で作成しますた。なんか銃が格好良すぎて吹く。射撃場行ってみたい。話を物語に戻すと、カレー代を置きに店に戻った場面はちょっと泣ける。そのままハッピーエンドになる事を望んだけれど、やはりうまくいかないもんだよね。すぐ隣のページで張り紙を読んで脱力。直子の手紙があんな所での伏線になっているとは・・。コンビニの路地裏での一件もただの三上の行き場の無い感情の処理のみに使われた描写と見てしまったせいで、1周目では伏線になっている事さえも気付かなかったんだよね。名前や容姿が表現されていたのにも関わらず。まぁ私が普段から本を全く読まないせいもあるんだけど。でも凄いよ板さん気付いた時には鳥肌立ったよ。それにしてもカップラーメンの残り汁はいかんよ。あそこは何回呼んでも腹が立って仕方ないよ。ラスト西村呼んでカレー作らせたらいいのに。いや自分どんだけ西村好きなの。

吉岡秀雄

黒のシーマ


吉岡氏の愛車。ヤン車?日産ですね、わかります。むしろ吉岡氏は仕事が出来る風な敏腕サラリーマンのイメージなので例えヤン車に乗ってようと悪い印象は与えないのでは。

腰のホルスター


むしろホルスターはこっちのイメージ強いわ。胸元の方が出しやすいのかな。吉岡格好良いよ吉岡。

ベレッタのグリップ


持ち手ですね、わかります。殴られたら痛そう。

ここでは痛い警察官2人がトリガーに始末されちゃう。私が高校生の時に海岸での酒飲みが見つかって補導された時も、自宅車庫の前に見知らぬ車が堂々と居座っていた時も、他にも何回かお世話になったことはあるけど、私が出会った警察のおっちゃんはいつでも優しかったよ。けれどやっぱりどこかにこういった勘違いヤロウは実在するのだろうなとは思う。フリスク食べたい。くしゃみ出るけど。恋人に押され気味の吉岡可愛い。この章は話がまるごと後々出てくるクライマックスの章の伏線になっているんだけど、また1周目では全く気付かなかった。「トリガー>警察」を示すための章に過ぎないと思い込んでしまったせいで。まさかあんな悲劇が訪れようとは・・。

山崎重

トリガーに選ばれる基準を考えると彼らの年齢層が多く選定されそうな気がする。いつの時代も老人は頑固で正義感が強そうだし。「麻のゴミ袋」は土嚢袋ですね、わかります。現場では化学繊維の物しか見たことがないけどググったらきちんと麻で編まれた袋も存在するのだと知りました。

赤い鳥=アカショウビン


この章でのキーワードに「赤い鳥」が挙げられると思うんだけど、情報が少なくて選定出来なかった。無理矢理条件を辿ると「アカショウビン」に行き着いたんだけど。正解は何ですか板さん。
2人で山登りのくだりがあったかくて胸が熱くなる。手編みのニット帽と耳当てつきの帽子とか・・将来結婚するならこんな二人になりたいな。板倉もそうなの?「俺は違うけど世間的にこういう二人は印象いいから書いとく」とかだったら嫌だなwwwそんなはず無いね。だって板倉優しいもんね。何しろこの老夫婦のやりとり1つ1つが可愛くて温かい。私も自然を汚す奴は本気でくたばれと思います。彼氏がタバコをポイ捨てした時は狂ったようにブチ切れましたし。だからこの缶蹴り野郎も腹立つ。女も。こんな女は友達でも欲しくないよね。いつでもどこでも正しい事をしてるのに間違った奴らの何倍も苦しまなきゃいけない人たちが出てきてしまうのはなんでだろうね。

セダン

一般的にはリアデッキを持つ3ボックス型の乗用車のことをいうが、中にはリアデッキを持たない2ボックス型も含まれる。 セダンには独立したトランクを持つタイプ(2ドア/4ドアセダン)と独立したトランクを持つかわりにリアハッチを設けたハッチバックタイプがある。2ドアセダンはかつて、小型大衆車を中心にオーナードライバー向けとして設定されていたが、使い勝手の乏しさなどの理由で需要が激減し、1980年代になると日本国内ではほとんどが4ドアセダンとなる。2ドア乗用車は、現在ではほとんど3ドアハッチバックかクーペに分類されるため、用語としての2ドアセダンはほぼ使われていない。


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普通の車のことですね、わかります。たぶん。缶蹴りカップルが乗ってきた車。

亜鉛工場はほんじゃに!でロケしていたパインアメ工場によく似てる。滋賀県を食べつくそうみたいな企画で安田がふにゃふにゃのパインアメを指で潰してヒナちゃんが「くちのなかでかたまった!ウホ!」とか言っていたあの工場。産廃はいくら節約しようとしても絶対に無くならないよね。処理にはたくさんお金が必要だしどの企業もその金額を浮かそうとするから不法投棄は簡単には無くならないし。それを正当化しようとする大人の馬鹿さ加減はやっぱり許せんよ。そんなものは置きざりにしていい理由になんか絶対にならないもん。

雪駄(せった)と作務衣(さむえ)



重じーちゃんの仕事着。作業服とまた違うんだな。いかにもじーちゃんな印象。

白いハイエース


トヨタのキャンピングカーかな。岡田一味が乗ってきた車。

無事任期も終了して、珍しくペンションにお客さんも来てくれて、ああやっと重じーちゃんの努力と信念が報われる・・あれ・・でも・・こいつら・・いい人過ぎや・・しませんか。案の定、じーちゃん逃げてええええええええええええええな展開に・・。自分が岡田側ならきっとここまでいい人は演じきれないよなぁと思った。もともと顔に出やすい体質だし憎しみなんて誰でもそうそう隠せるものじゃないと思うから。殺されて当然の事をしたと思っていない事を除いては奴らの言い分もわからなくもない。だってこんなのただのモンペの逆恨みだもん。言い方が気に食わないし。「タバコ捨てただけで」とか「花火を片付けなかっただけで」とか「捨てただけで……」。「だけで」じゃねーよタァコ!!!てめえの教育が悪いんじゃ!!!と叫ばずにはいられないよね。じーちゃんは間違ってないよ。2周目で最後の「きれいだねぇ」「そうですねぇ」で涙が溢れてしまった。結末を知ってから読むとまたこのやりとりが暖かくてひどく重い。天国でまた逢えてよかったね。

木戸奈々子

長身だがベビーフェイス・・?顔もスタイルも一級品・・だと・・?誰かヒントくれ。もう少しヒントくれ。モデルのヒントを。ちょっと待ってストローハットって何?ストロー?ストローなの?なんなの?

マジかよそれサイン会にかぶってったし。江藤さんのスーツの色は公式色だと下の色。後の章でも何回か登場してるけど。チャコールと言われても何も浮かばない私・・。
チャコールグレー:#4e454a
業界裏的な描写は私たちパンピーには知りえない世界なので素直に読めた。きっとこれまでの物語と同様に、板倉が今までに見聞き経験して腹立った描写をそのままアウトプットしてるんだろうなーって。だからこういう輩もどこかに実在するはず。

キャミソールの上から胸を触られている。が、笑っている。
あれで仕事を増やそうとしているのであれば、売春婦の方が数段マシに見える。

マジか。それが本心ならちょっと見直した。自分がもし触られたら「てめえなんかに触らせねーよ!!!宮田専用なんだよバァカ!!」てなるからな。国道17号戸田橋は著者の地元付近ですか?ラストで急所にブチ込むとか超かっけえよ奈々ちゃん。最後の一言が可愛すぎるけど。映画化した時の配役wktk。

永井悠紀夫

彼の授業内で出てきた名前をググってみた。日本破滅論を説いた前田教授も初代国王の坂本賢一もそれっぽい人がちゃんと出てきてワロタ。世界史も日本史も好きだけど当時はテストで点を取るための勉強しかしなかったので更に言葉の定義をググってみますた。

国王政と大統領政

近代では立憲君主制を採用する国が多く、そのような国では国王の役割は儀礼的なものとなってきているが、外交や公式・非公式な場での発言などによる政治的な影響力は大きい。
立憲君主制とは、世襲あるいは選挙制の君主を元首とする君主制をとるが、君主の持つ権力が憲法によって制限されている政体のことである。
絶対君主制は君主権に法的制限をもうけない政体、専制君主制は国家の統治権を君主あるいは少数の者が独占し、かつ恣意的に行使する政治体制であり、立憲君主制と対置する。
絶対政、専制政の場合にも議会(評議会)が設けられることがあり、議会の有無が立憲君主制を特徴づけるものではない。
大統領制とは、広義においては国家元首が「大統領」あるいはそれに類する呼称を用いている制度をいうが、狭義では議会から独立した地位にある大統領が行政府の長となる政治制度のことである。
立法府と行政府の融合を原則とする議院内閣制に対し、大統領制では立法府と行政府が独立して牽制しあう。行政府の長は大統領であり、首相は存在しないか、存在する場合でも大統領の下僚に過ぎない。
大統領に対する不信任決議や、議会に対する解散権は通常認められないので、大統領も議員もいったん就任すれば本人が辞任するか、事故がないかぎり任期を中断されることがない。
このように、大統領と議会は互いの誕生と生存について独立しているが、相手の行動に影響を及ぼすべく交渉し、場合によっては拒否権を行使する。また、この制度の場合、大統領の所属政党と議会の多数派が違う政党になることもある。
その場合、大統領の望む法案の成立が思うように進まなくなる可能性がある。

なるほど、わからん。この物語の物騒な背景を考えれば国王政も納得できるけどね。現にアメリカやイギリスはこの政治形態だし。学級崩壊は昔の時代の方が酷かったように思います。今は大人のだらしなさのおかげで子供が荒れているだけで、子供の質というか本質的な意味で腐っているのは昔のDQNの圧勝かなって。はいはい真っ直ぐ中森ルート。え、なにこれいつからギャルゲーになったの。授業が面白いとか分かりやすいとか言われると確かに救われるよね。大学時代に家庭教師やってて面白いくらい成績伸ばしてくれる子が居て無駄にやる気になった思い出が蘇りました。

白のレガシー


永井先生の愛車。あんまりいい画像が見つからなくて結局CGに頼ってしまった。スバル。

トリガーの試験会場はただ描写通りの風景が浮かんだ。「試験結果は合格者にのみ通知」てそれなんて就活。電話番号の桁が多いのは少し鳥肌。なんか怖い。ベレッタ握ったまま眠っちゃう永井可愛いよ永井。小川の母親モンペすぎワロタ。4人をぶっ殺していく描写がいい意味で怖い。なんというホラー。
校長が着ているスーツの色。
ライトグレー:#d3d3d3

アサイ


「リアサイト、フロントサイト、マネキンの胸部。一直線になった。」なるほどね。

トリガーの末路には十分ありえる最期でしたよね。完璧な人ほどこういう結果になりそう。

大内雅人

自分も大嫌いなマスゴミの話。「ピントのずれた偽善者ども」あるあるwww週刊誌やテレビ局の記者ってどうしてあんなに心がくすんでるのかね。ゴシップ記事を仕事にしてる人は軽蔑するわぁ。ああいう人達って本当に根っから他人の不幸で飯が美味く感じる奴らなんだろうなーなんて思いながら読み始めたら130ページに「人の不幸は餌」て表現があってワロタ。自分が好かん奴とか明らかにおかしい奴が痛い目見るとメシウマになるのは仕方ないにしても、誠実な人達の不幸は全くそう思えないよね。ちなみに弁護士毛利のスーツの色もチャコールグレー。名前だけで毛利小五郎が脳内を過ぎってしまうのは私だけじゃないはず。こちらの毛利さんは仕事が出来そうな出で立ちでしっかり者。ラストが鳥肌すぎたけど。短いけど長い伏線でした。

藤井涼太

横須賀のターンキター!!!板倉スレを見る限り、この章と次章(桜井友紀)が一番人気らしいです。確かに著者が力を入れた形跡はたくさん見られるしたぶん一番面白いし燃える。ちなみに私のお気に入りはその次章の一見ダメ男と経理の女の子の話なんですけどね。DQNの話は絶対に友情が絡むので大好き。涼太の団地の描写は地元の団地、親友が住んでいた部屋を想像しました。

ニッカボッカ


涼太や父親が履いている仕事着。職人さんといえばこれですね。

友紀が涼太より年上ってところが個人的にツボ。1年生と3年生の関係だから尚更に。余談だけど「紀」が「貴」じゃなくて本当によかったと思います。危うく萌え死ぬところでした。温かい描写にホッとしたのも束の間また落ちる展開へ。次章も含めて時系列がバラバラだから、何よりこの涼太と友紀の章は伏線回収のために集中して読むべきです。私は悲しい展開に耐えられずサラッと読んでしまって後悔しました。2周目はその瞬間においての友紀の様子や心情が再生されて泣けたけどね。横須賀に大浜埠頭ってあったっけ。追浜ではなく?

白のXJR400


涼太の愛車。ヤマハですね、わかります。しかしかっこいいな。父はもうビッグスクーターしか乗らないからこういうシートが狭いバイクに憧れる。大学時代に付き合ってた彼氏のバイクがインパルスだった(奇跡すぎるwwwww)。お腹に手回してギューってやるのやたら好きで。しかもあいつわざとお化けトンネルとか怖いとこ通りやがる。ちくしょう。

ワインレッドゼファー400


実はキーパーソンな樋口大介くんの愛車。色はこれでいいのかな。自信無いけどバイクはみんな格好良い。

DQNの上下関係や友情より熱いものがあったら教えて欲しいよね。「気楽にいこうぜ?」て言うくだりとか好きすぎる。でもまさか「からあげ弁当」が伏線のキーワードになるとは・・。上原可愛いよ上原。「毘沙門天」が読めなくてごめんなさい。涼太と友紀が仲良くなるきっかけの会話が記されていて微笑ましい。もうすでにお互い気になっていたんですね、わかります。

バタフライナイフ


思考回路が少し狂った涼太が銀行を襲いに持っていった凶器。ニュース等でよく聞くけど実際には詳しく見たことが無かったので貼付。

バックブロー

手の甲で殴りつける技。いわゆる裏拳。 自分の右の甲で、真横に振り抜くようにして、相手の右頬を殴りつける技。

トリガーだと思い込んだ紀内さんに涼太が仕掛けようとした技。ググるまでの大技じゃなかったので少しショックである。でも喰らったら地味に痛そう。紀内さんはなぜか「ひぐらしのなく頃に」の大石刑事に変換余裕でした。いや紀内さんの容姿描写にデブ表現は一切無いんだけどね。

S&W-M36五連式リボルバー黒の二インチ




紀内さんが携帯している拳銃。写真が格好良すぎて吹く。何そのアングル。

帰宅してからのくだりがヤバイ。2周目だと更に涙腺にクる。職人さんの朝はガチで早いから嫁は大変だよね。涼太がどんな大工さんなのかはわからないけど、基本的に現場での足袋は禁止されてますよ。安全靴じゃないと危ないよ。木造住宅の大工さんとか棟梁さんなら問題無いけど。いや細かくてごめん。職業柄つい。風呂上りのコーヒー牛乳の美味さは異常。

CB400FOURの青いタンク


三代目の青木くんの愛車。かっけえwwwwwこれが一番好きかもしれないwwwwww

NSR400



犯人が乗っているバイク。情報がこの単語のみで、ググっても関係無い画像や明らかに違うバイクが入ってくるので信憑性無し。もし2枚目が正解だとしたら犯人派手すぎワロスwww

黒いエルグランド


片側一斜線の道路で犯人が追い越そうとした車。しかも対向車線にはトレーラー。これは追い越せない。

涼太の指示で動くBLIZZARDが滅茶苦茶格好良い。ここだけでも映像化キボン。いや全編キボン。ここらへんは1周目は臨場感溢れるストーリーに掻き立てられて一気に読んじゃったよ。涼太の感情に沿って自分も腹が立ったり占めたと思ったり一喜一憂して忙しかった。そんな中、1周目も2周目も「うおおおおおお!!!」てなってしまった場面・・168ページの毘沙門天と遭遇するところ。上原は俺の嫁。このツンデレがなんとも可愛い。対して涼太も「なんだよ。偉そうに・・・・・・。」はいはい腐女子歓喜。章ラストの犯人の台詞に本投げそうになった。
工エエェェ\(´Д`)/ェェエエ工
涼太の「何だと?」が無ければもっと鳥肌立ったかも。

桜井友紀

1周目で涼太の話が色んな意味でこれで終わったと思ったから吃驚した。同時に、もしかしたら助かったのかもしれないしって希望が持てた。運命の日がもう1度、今度は本物のトリガー目線で描かれるのがこの友紀の章です。

白とピンクシャツ、白スカートの制服

!?
友紀が勤めているファミレスの制服。いくらググっても出てこない。2chまで聞きに行こうかとも思ったけれど、その前に行き着いた答え⇒なんだ板倉の趣味か。

黒いMA-1


涼太の父親(良平)が強盗に入った際に着ていた上着。なるほど銀行強盗っぽい。

モデルガン

モデルガン (Model gun) とは遊戯銃(トイガン)の一種で、弾丸を発射する機能を持たない銃の模型であり銃砲刀剣類取締法により定められている模擬銃器及び摸ぞう拳銃に該当しない為の安全対策を施されたものをいう。モデルガンは銃器、すなわち拳銃・小銃・短機関銃・機関銃・散弾銃類の模型であり、実弾を発射出来ない事、内部構造が玩具として簡略化/アレンジされている点に於いて実物の銃器とは異なる。一般的にはほぼ実寸大で製作されるが、「ジュニアモデルガン」と称した三分の二スケールの商品なども少数存在する。モデルガンには外観のみを楽しむディスプレイ専用のモデルと、火薬の使用が可能な発火モデルがある。

良平さんが銀行を襲った際に持っていた凶器。モデルガンでも発砲は出来るらしい。エアガンとかモデルガンとか遊びの類の銃はどこまで許されているのか謎なんだけど。実弾とか発火とか・・遊戯銃でも少し怖いよね。
ドラマではよく銀行強盗と遭遇した女性は金切り声をあげるけれど実際にはきっと固まって何も出来ないんじゃないのかな。震える。友紀のした事は間違ってないから尚更辛いよね。自宅に帰ってからは自分でもきっと引き金は引けない。だって死ぬってきっと想像以上に寂しい。極めつけは181ページの涼太のメール。「起こしちゃったらごめん!」て。不謹慎でごめんだけど涼太可愛いすぎだろ。償わなければと書いてあるけれどきっと友紀は涼太とこのままお別れしたくなかったんだ。そしてからあげ弁当の伏線回収。紀内さんが来たのは友紀がファミレスから涼太を見かけたからで、あの時涼太もバイクに乗りながら2階を見上げてた。携帯電話の「1」→「通話」に憧れていた時期が、私にもありましたwwwwwよくわかんないけど爆笑したwwwwwなんか恋人同士って感じがしていいよね。実際はリダイヤルか履歴からしかかけないんだけどね。板倉何考えてんの。乙女か。運命の日には同じ1日の間にお互い色々な事があったんだね。1周目に涼太の章を読んでいる時には全く想像出来なかったよ。「これでもう少しだけ、一緒にいられる。」うんうん。里香ちゃんとドライブのターン。運転用に黒縁眼鏡って。アンタは私か。

マーチ


友紀が借りてきたレンタカー。色は不明。ヴィッツが良かった。個人的に。

観光地のレストランのラーメンの不味さは異常。「とりあえず作った」感が否めない。ポッキー食いてえ。コスモス畑行きてえ。ファンタグレープうめえ。4〜5歳離れている同性には素直に甘えられる。上下関係がはっきりしすぎているから自分はそういったおねいさんに対してすぐにタメ口というか甘え口調になってしまう。だから自分より年下のゆっこ担にもそうなって欲しい。馴れ馴れしいのとは少し違う、だけど凄く仲良しな感じ。そういう子には色々としてあげたくなってしまうんだ。里香ちゃんの絵のレベルが気になる。うちらの世代のイラスト入りはセーラームーン。これはガチ。友紀の手紙がまた泣かせる。単なる著者の言葉選びから出た偶然なのかもしれないけれど、何を書いたらいいのかわからない感じが滲み出ていて可愛い。次いで空気読めない涼太も可愛い。最近自宅で鍋囲んでないなと振り返る。もう一度死を試みる友紀。「どうか涼太に・・」ああもうダメだよ!!もっと違う方法考えろよ!!と1周目は本気で願った。本に向かって「らめええええええ!!」マリオカートやりてえ。誰かwii買って。近未来のマリオカートはさぞかし楽しかろう。ここは涼太の章で「近頃、やけに仲良くなっている気が(ry」のくだりかな。コーヒー牛乳うめえのところの伏線回収。そして2度目の運命の日。トリガーの正体を明かされた樋口くんの心境の描写が凄く良い。「むしろ〜頭が下がる。」でグッときた。次ページで涼太の章のラストのやりとり(俺はトリガーじゃない→何だと?)を見つけて歓喜。よかった。やっぱり続きがあった。ストーカー野郎にトリガーの正体をバラされて混乱する涼太。ちょうど211ページの真ん中あたり。テラ臨場感。勝手に脳内で映像化される。間一髪になる瞬間もまた運命。ああもうお前らよかったなぁよかったなぁ。友紀よかったねよかったねよかったねえええええ。はやく救急車呼んでやれwww板倉スレでみんなが言うように、確かに涼太と友紀のターンは最高で最強だった。この2つの章はやっぱり著者が一番書きたかった物語なんだよね?もっと著者本人から細かい見解・ネタバレ・裏話を聴きたいよ。

宮沢沙耶花

私が一番好きな章キター!!!永井先生の章までタイトルの人物=トリガーだったけど大内さんと涼太でその法則が崩れた。なので1周目は「宮沢沙耶花」がトリガーか否かわからないまま読み始め。ブラック会社ですね、わかります。のっけから藤間が可愛くて仕方ない。こういうひと大好きなんだ。そしてすぐに明かされるトリガーの正体。そんな彼は「ペンで横線を引いただけのような目」をしているのだそうだ。こなたが浮かんでごめんなさい。拳銃を見た沙耶花がわざとボールペンを落として確認するところは変に緊張する。
私が以前から接客の仕事がしたいと言っているのはこういう事なんだ。大学時代はコンビニで朝から晩まで全てのシフトに入って働いてたんだけど、ただレジ打って袋に入れるだけが接客じゃないと思うんだ。今の仕事はいまいち誰のために働いているのかわかりにくい部分があるから辛い。ともかく藤間くんは正しい。頭がおかしいのは上司と同僚。なぜ殴ったし。私が沙耶花なら上司ブン殴り返す、まではしなくともかばって傷の手当てくらいはするぜ。沙耶花の私服ボーイッシュすぎわろた。また板倉の趣味?メモメモ(おい)。で、男が女に奢らなきゃいけない理由って何なの。しかも同僚同士、上下関係が無いに等しいこの2人で一体どんな差が生じているの。前から言ってるけれど奢られて当たり前と思っている女は死ねばいい。財布出そうとして出さない女死ね。そういう女は友達にも何人か居るけれど。上司が部下に奢るのは理解出来る。先輩が後輩に奢るのも同様に。だから藤間くんの「一応男ですし、」の一言がむっちゃくちゃ腹立つ。男だから何だよ。二人で美味しいもの食べて飲んだのに、どうして女は払わなくていいの。周りを気にして見栄を張りたいならそれはそれでいいから、後で清算するだとか前もって料金を渡すだとかそういうフォローはあって然るべき。ああ腹立つ。けどヘタレ藤間可愛いよ藤間。彼がトリガーになった理由に惚れざるを得ない。国王の意思には反するけれど。きっとこういう人が誰よりも強くて優しい人なんだ。沙耶花見る目ありすぎワロタ。うん、やっぱりこの物語がいちばん大好きだ。

沢田隆則

キモオタニートのターンktkr。いきなりの伏線回収。丸ごと序盤の「吉岡秀雄」の章。1周目はそれに何も気付けなかった私。ここに出てくる「吉岡」は単独の「吉岡」として脳内処理してしまった。気付けなくてごめんなさい。2周目でやっと「あれ?吉岡?恋人?」と思い当たってページを辿って伏線回収。ズボンおろして何するの?ねぇねぇ何するの?(死ねw)気味の悪さで言えばこの章はダントツ1位。描写がやけにリアルで気持ち悪い。近未来という設定を理由に整形手術のくだりは説明出来るとしてもキモオタニートの思考回路までは拭えきれない。でもキモオタニートや童貞でもいい子はいい子だと思うんだ。VIP読んでてそう感じる。いい女に巡りあってないだけなんだ。見た目で判断したり優しさに気付けない女としか出会って来なかったんだ。加えて「どうせ俺なんか」て思ってるからそれが表情に出てしまって悪循環。キモオタニートは根本の性格に問題が無い限り基本的に繊細で優しいし。だとしてもこの沢田は終わってる。入れ替わるくだりはガチで怖い。ただ、最も怖かったのは恋人が「・・・・・・あなた・・・・・・誰?」て言う場面。怖すぎワロタwww笑ってなきゃ読めねーよwww怖い怖いwwwここからキチガイのターン。対する国王政府。映画化して一番面白いのはもしかしたらこの章かもしれない。怖いけど。

紫色スープラ


沢田を追う三上に易々と抜かれたおそらくDQNが乗っている車。写真自重しろwww

V-MAX



その時に三上氏が乗っていたバイク。三上かっこよすぎワロタ。クラウドは雰囲気で貼った。FF7ACクラウドの疾走感はガチ。

トリガーがトリガーを殺るっていう展開。1周目はこの三上があの三上だと思えなくておそらく兄弟か親子だと認識してた。このくだりも臨場感溢れていて脳内再生するのに苦労しない。ベレッタのランプが変わる時がピーク。1周目、全力で本に向かって「あああああああああ!!!」て言った。「三上のばかあああああ早く撃たないからああああああああ」て。

コルトパイソン リボルバー357マグナム弾 黒の4インチ



三上が刑事の立場で沢田を撃った銃。マグナムはやはり違うんですか。そうですか。
ところで小早川さんにモデルは存在するのかな。やけに詳しく書かれているので。彼らが似ている台詞を小早川さんが回想する場面でまた2人の関係を考える。国王と三上。やはり親子説が濃厚かなと思いきや序章は「三上和也」、国王の名前は「冴木和真」、終盤章に「三上和真」。時系列から考えるとどちらかが兄で一方が弟。うーむ。悩んでいる間に私の大好きな西村くん登場。

銀色ローレル


沢田を連行する際に使われた乗用車。運転手は西村くん。助手席に三上、後ろに沢田。パトランプを装着しているようなのでよく刑事ドラマに出てくる感じかな。
西村「あー、もう。またやっちゃったよー」西村可愛いよ西村wwwなぜか宮田で再生される。三上は誰かな。みっくんとかGAYA、滝様あたり。その後も西村はいちいち台詞が可愛い。「僕来た意味ないじゃないですかー」とか死ぬほど可愛い。風船から空気が抜ける・・て表現も大好きだ。ぷっしゅしゅーっ。オメガ偽者なのか西村。本物買えし。買ったろか。拳銃は盗まれる事はあってもこうして綿密に悪用される事は盲点だったのだから仕方ないよ。心や体の犠牲者の数を考えれば利き腕を削ぎ落としただけでは償えていない気もするけれど。それでも死んで終わるよりは生きていた方が罰なのかもしれないね。

村川哲男

前述したけど1周目はとにかく流して読んでしまったため三上の章とのリンクに全く気がつかない。「徹」という名がここで幾度も登場するため2周目の三上の章で「徹」に気付く感じ。同じく前述で47ページにきちんと「虫の居所が悪かったのは確かだった」と記されていて、悪といえど弾みで手を下してしまった感が読み取れる。だからこそ後の兄との場面で苦悩してしまうんだよね。シチューうめえ。私が今現在吸っている銘柄もマイルドセブン。べ、別にタカくんが吸ってたからとかじゃないんだからね!勘違いしないでよね!村川家の関係を見ていると大学の時に家庭教師をしていた子の家族を思い出す。父は医者、母は専業主婦、妹は普通の中学生で兄がDQNでありながら有名大学の医学部に通ってたんよ。授業してるとたまに階下から兄と母が争う声が聞こえたかと思えば兄が暴力を振るっていて帰り際に玄関で挨拶する時は母が目にタオルを当ててることがよくあった。明らかに殴られた形跡があるのに頻繁にそんな事が起きていて、それでも父も母も何も改めるつもりは無いみたいだった。子供にナメられたら仕舞いだろうに。友人を連れ込む事はしていなかったけれど、彼は徹と同じように凄い音のするバイクに乗っててよく授業を邪魔された。村川パパがガキどもに注意をしないのは子供の自由を尊重しているのではなくただ単に保身を図っているだけだと思う。後にその責任を全てパパに突きつける母親も同罪。
また三上と西村のターン。いつのもように暴走する三上氏を止めようと走り追う西村可愛いよ西村。警察官に向けた西村の恨みに満ちた目には薄く涙が乗っていたに違いない。「うぅっ」とか言いながら。あー可愛い。西村でご飯何倍でもいける。絵師よ頼む西村の絵を(本気すぎ)。変わって徹が居なくなってからの村川家、妹と母親の態度が心底気に入らない。だから女は駄目なんだ。過去の徹とのやりとりは子供の頃に自分も経験したし、大人になった今ではパパの行動も心情も理解出来る。そこでフォローするのが母親じゃないのか。案の定離婚届のターン。ああずるい。ああもう気に入らん。こういう女は大嫌いだ。「徹が殺されたのはあなたのせいじゃない。そんなことは分かってるの・・・・・・」つまりお前のせいでもあることはこれっぽっちも分かっていない訳だ。氏ね。
2周目にして気付いた伏線、292ページの写真から回想のくだりを無事回収。決意する村川さんが狙うのは完全に三上氏への復讐だと思ったのに。鍵もかけずに出ていった行き先は絶対に三上氏の所だと思ったのに。ちょうどそこから再度三上西村ペアのターン。確信したのに。西村くんの「意味がまったく分からない・・・・・・」がLみたいで可愛いとか思って間もなく鳥肌。脳内で再生された299ページはスローモーションで、中年男は村川パパ、狙われているのは三上氏だと思ったのに。ここからもう一気に涙腺崩壊。演説シーンはFF8のガルバディアでの魔女と大統領の暗殺イベントが浮かぶ。上から観客を見下ろす視線と舞台裏と両方がスコール目線で再生。序章で私が予想した通りの結果になってしまった。結局は完璧な指導者なんか居ないんだよね。1周目は先程も記した通り見事に予想を(良い意味で)裏切られたのと真相だとか好奇心だとかそういう余計な物で思考回路がいっぱいで涙を流すことを忘れた。2周目は全部分かっていたからこそ涙腺崩壊。切なすぎるよ板倉。どうしてこうなった。

三上和真

ごめん仮面ライダーの知識が不足しすぎだ自分。一時期仮面ライダーウルトラマンの区別が出来なくて困ったくらいだからな。だって両者とも目がやたらデカいんだもの。香織のカレーにジャガイモがたくさん入っていたんだね。もやもやしていた真相が描かれてすっきり。全く関係ないが父の名「三上和彦」は一歩間違うと「井上和彦」はいはい着ボイス着ボイス。

終章

更なる真相のターン。また涙腺がぶっ壊れる予感。兄は射殺許可法を通してまで弟の決意を確認してどうしたかったんだろう。教えて小早川さん。全く関係の無い事件だと思っていた大内氏の章、毛利さんの伏線回収。各区市町村に1人設置案は賛成。デメリットも山ほどあるだろうけど単純に考えて良策。そして最後の伏線回収へ。

ドス


報復しに来た893の一人が持っている凶器。「ドスのきいた」とかよく使うけれどドスが何なのか知らなかった。無知乙。

トカレフ



同じく893が持っている拳銃。序盤にも登場したけど写真が格好良いのでもっかい貼っちゃう。

MP5-KURZ



新しくトリガーに貸与されたマシンガン。フォアグリップは前方の持ち手でいいのかな。確かにこれは夏は隠して持ち歩けない。
西村が最後まで可愛くて萌える。年が明けてもまたトリガーで居続けられたのは色々な事があったけれど兄や毛利氏の信念を受け継いだまま、悪を倒す意思を捨てずにこれからも生きていくという事でいいんだよね。なぜここで終わったし。その先も映画化せい。かまわん!もう1周しよう!

まとめ

というわけではしょり気味(にしては長すぎ)に書き終えたけれど全体的な感想を。普段小説を書かない読まないという著者の文章は同じく書かない読まない私にとってもかなり分かりやすかった。編集の方に荒いと言われたというのも納得できる。不満を強いて言えば慣用句が使われまくっていて理系の自分は心底苦労した。恥ずかしくてここには載せれないが辞書を引いて調べた語句や言い回しが結構あった。小説家特有の面白い言い回しだとか表現はおそらくあまり無い(板倉ごめんwww)けれど、彼の頭の中を覗くには十分すぎる良い材料だった。なので彼を小説家として評している奴は論外。文章下手で当たり前だろ。厨二病で何が悪い。にわか乙。でもそんなにわかも読んでくれてありがとう。てスレにも書いといた。私っていい奴。
ありきたりだけど「自分がトリガーになったら」を記してみる。まず始めに問答無用で母親。宗教染みたネットワークビジネス(アムウ○イ)にハマり家事放棄、借金、父と私の貯金を勝手に使い込み、勝手に部屋に入り通帳を漁り、電気ガス水道を垂れ流し使い、私が墓まで持って行こうとしていた宝物を勝手に己の友人に譲り、頑張って作ったゲームのセーブデータを勝手に友人に贈呈し、私が買ってきた食材や日用品を断りも無しに勝手に使用、当時の彼氏に暴言、とまぁ殺らない理由が無いだろう。冒頭で描かれた生活上でのマナー違反者にも遠慮なく引き金をクイッとね。私ってメンヘラか?危ない危ない。
勝手にキャスティングしようとも思ったのだがとある人物で詰んだのでやめておく。それは実際に映画化する時に著者と関係者が決めたらいい事だからね。演説のシーンでFF8を例えに出したけれど、なんとなくFF8のBGMがこの本の世界観に合っている気がした。FF8自体がもともと近未来っぽい設定だしな。いつも仕事中に流している作業用BGMにプロットしてみたら楽しすぎて収集がつかなくなった。この記事はただでさえ画像で重いというのに。なのでまた新しく記事をあげたらリンクを貼ろう。血迷った結果がこれだよ!!!⇒「トリガー/板倉俊之」の世界にFF8のサントラをプロットしてみた1周目を読了した直後に書いた日記と被る物があるかもしれないが記念に記しておく。憎み合い殺し合いそしてまた憎み合いと一見暗く重々しい物語なんだけど私の第一印象は正反対。この本は著者の世間に対する憤りや寂しさで出来ているので核にあるのは彼の優しさと願いな訳で。テレビ越しに向けられる優しい瞳と一緒だ。以前から散々言っているけれど、彼は本当にすっごい優しいひとなんだよ。私がこうして板倉俊之に対して必死になってからまだ半年ほどしか経っていないけど、それだけはガチ。この本は見事にそれを実証して見せてくれた。偶然とはいえ知ることが出来て嬉しい。1周目を読了した直後の感動は忘れない。あ、物語にじゃなくて板倉が自分の思い通りの人だったってことへの感動ねwwwいや物語も好きなんだけどさwwwむしろバトロワとかデスノとかそういう類の話は全く駄目な私にとって読了する事は軽く試練だった。でも読んでよかった。本当によかった!!!こんなに幸せな気持ちにしてくれるなんて思わなんかったよ!!!ありがとう!!!2冊目も期待。その時は私をバイトで雇ってね。光の速さで文字打ち込んじゃるー!添削もしちゃるー!バイト代は体(ry ていうか引っ越し先のコラム(感想文)1本目がいたくら関連ってこれ何のフラグ。怖い。数年後には何かヤラカしてそう。ゆっこファミリーも検索でここに来ちゃった人も関係者もいたくらも全員乙!ありがとうございました!あーつかれた!みやた!ビール! Σ(し〜*)


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*1:桃ちゃん