まじそんけいにあたい(仮)

ティーの憤懣やるかたねえ

蘭たん

ナポリやる前の蘭たんは私はFF5を完走したのみで具体的にどんな人かってほぼ知らなかったけど(淡々と喋る人だなとは思ってた)、最初の印象は「音MADの人?」だったんよね。FEの替え歌も、人の魔界村やらいっきやらコピったり、実況者をドットで描いてみたり、面白いアテレコしたり、実況者にしては幅広くいろんなことやってたからかもしれん。だからといって自己顕示欲剥き出しのいやらしい感じは全然なくて、ただ面白いものを黙々と発表してたイメージ。そんでそれがどれも爆発的に面白かったから、シリーズ全部を追ってなくても「蘭たんは常に面白い」って認識だったんよ。
けどナポリの配信聞いてくうちに、普通にエゴサの鬼だったり、コメントめちゃくちゃ見てたり、自分が作ってきた企画に対して「どう?どうこれ?」ってずっと他の3人に感想を求めたりしてるの見て、この人もちゃんと何らかの評価が欲しい人なんだなっていうのと、他の実況者が伸びてるとすげー悔しいって感情を持ってることも吐露してくれて、めちゃくちゃ好感度上がった。けどshu3の動画のほうが伸びたときは、最初上から物言ってたことをネタにして笑いを取ってたし、なんだかんだで仲間の動画が伸びて嬉しそうに話してたから急に可愛く思えてきて愛おしくなった。
そんでランキングでエンコが間に合わなかった件で、でも「頑張って作ったから見てほしい」ってはっきり言ってて、なんかうまく説明できないけどめちゃくちゃ感動した。蘭たんは普段から思ったことをなんのフィルターも通さずにバシバシ言うから、すごい心配になることも多々あったんだけど(お金や視聴者のことなど色々と)、でもそれは逆につまらない嘘はつかないってことだから、今回そうやって素直な気持ちが聞けたのが凄く嬉しかったんだと思う。
この動画のことだけじゃなくて、実況者はいつも自分が作りたいから動画を作ってあげてくれてるわけで、多少なりとも視聴者の目線で考えたり見やすいようにとか面白いと感じてもらえるようにって我々に配慮してくれてるところもあると思うけど、基本的には自分のためだと思うんだよね。だから蘭たんが蘭たんのためにナポリのために頑張ってくれたことももちろん嬉しいし、作ったから見てほしいって持ってきてくれたことも嬉しい。
4人の中でもhacchiは「皆さん聞きましたか今の」とか「(コメントとかメールとか)ありがとね~」って割とすぐ視聴者を意識した言葉が飛び出すんだけど(マジで大好きでたまらないとこなんだけど)、蘭たんは視聴者を大きな塊として捉えてるところがたぶんあって、あんまり個々に着目してない気がするのね。ナポリが今後も知名度を上げたり営利的な活動をしていくなら、その考え方のほうが大事だと思う。どういうきっかけで視聴者数や売上が変動するのかとか、こういう企画をやると視聴率が良いとか、そういうのって個々の意見よりも全体的な数字とかエゴサでもざっくりした評判が鍵になってくるだろうから。
だからこそ、そんな蘭たんが視聴者に対して「頑張って作ったから見てほしい」って言ってくれて感動したのかもしれない。「上げました」「よろしくお願いします」「見てください」だけじゃ全然心が動かんのよね。「頑張って作った」の字面が凄まじいのかな。これまでにそういうことを素直に言ってくれる実況者って居なかったし。
実際その頑張って作り込まれた動画はめちゃくちゃ楽しかったし面白かったし、さすがだな~と思いながら見てた。それから動画にリアクションする他の3人やコメントに笑って満足そうにしてた蘭たんのことを、もっと大好きになりました。
頑張ってくれてありがとう。リアルタイムで追いかけていたかったよ~