まじそんけいにあたい(仮)

ティーの憤懣やるかたねえ

担当の定義

某ミマコさんがつい先日担当宣言したのでちょっと言及してみる。
初めてそういった意味でその単語を目にしたのは八乙女を好きになり初めてすぐの頃で、金八先生第7シリーズ放映中の2004年秋ぐらいだったと思う。場所はYa-Ya-yah(日曜昼)の番組ホームページの公式掲示板で「藪担です!誰か絡もぉっ!」みたいな書き込みを見て「担ってなんだ?」から始まり、数個の書き込みを読み込んでようやく「八乙女くんの担当です!」という一文で全て理解した。「○○のファンですの意」がほぼ正解に近いと思うんだけれども、いつからか私の中ではそんな軽いものでは済まされないものになってしまっている。だって「担当」だぞ。学校でも会社でもプライベートでも「お前は○○の担当な」と言われたら責任やらプレッシャーやら色々と重いものばかりが付き纏うから本来の「担当」という言葉自体がそもそも重く思えるし、それと同時になんとなく神聖なものにも感じる。結局すぐに同番組に出演していたあの子に夢中になってしまったから「八乙女担」を名乗る事は1回も無かったけれど、偶然とはいえ「担当」に相応しいあの子にあんなところで出逢えた事は今思えば奇跡だ。
私は祐くんに対して全て肯定で、祐くんが例え犯罪まがいな事を含め何をしたとしても人間としてアイドルとして全部を受け入れるスタンスで「手越担」を名乗ってきた。わかりやすいところで言えば髪形や服装や歌やダンス、祐くんが産み出すものなら何でも素敵に思えたし心から応援も出来た。むしろ祐くんは常に私の想像や理想の遙か上にあるものを魅せてくれていたので、本当にもうなんというか・・あの子は凄いんだよ。結局色々あって泣く泣く降りちゃったわけだけれども、それでも祐くんが大好きだしこれから先も成功して欲しいと思ってるし、祐くんが思い描いて目指してるところに到達してくれればと願ってる。祐くんは自分にとって正に「担当」に相応しい子だったのね。
対して、FC2時代も現在も私はエイトや安田に関して祐くんのように全てを肯定する事が出来ない。自分の信じた理想のグループになって欲しくて、けれど何回もそうではない道へ進もうとする彼らを見てはイライラしてきた。実は今もギリ離れそうなんだけれど。昔のエイトは大好きで、内がいる頃の映像や雑誌を見るとテンション上がるし心も温まる。けれど近年の作品や仕事からは同じものは決して感じない。内の件も大きいけれど何より「このグループで天下取ったる」と豪語していた頃と比べて今の彼らは現状に満足しきっていて覇気や熱さが感じられない。この対象がもし祐くんであれば「うんうん今に満足してるんだったら焦らず祐くんらしくちょっとずつこなしていけばいいよね」とやんわり思えるのに。この違いは何かってずっと考えていたんだけれど、当時も今も友人達がそんな私の暴言や身勝手な思考を「それは愛情の裏返しだよ」と言ってくれて救われる。エイトも祐くんも大好きであることには変わりない。けれどエイトには「担当」という言葉はどうしても当て嵌まらない。祐くんと比べてしまうと尚更に。
だから私は一度も安田担を名乗った事はなかったし、その場のノリで「安田担の自分歓喜!」などと口走る事はあってもそれっきり。仲良しなエイト8人全員を同じくらい好きで、でもやっぱり目で追ってしまうのは安田で・・つまり自分は安田が好きなeighterという表現が的確なのかなとちょっと考えて納得した。
それから私が安田担を名乗れなかった決定的な理由がもう1つある。それは腐っていた事。当時も今も私は絶賛KY信者でイラストや物語を漁ったり、全盛期には自分で書いたりしていて、萌えながらもどこか本人達に申し訳ない気はしていたけれど止める事は無かった。同志と分かれば夜遅くまで語り合ったりオンリーイベントで買った薄い本を見せ合ったりと、新しい楽しみ方を覚えて友人の輪もまた広がったりした。でもそれはKY、もしくは彼らのグループ内でのみの話で、祐くんを同じような題材にしている人を私は未だにどうしても許せない。本当に勝手だがそういう汚い目で祐くんを見ている事が許せない。同じような事が宮田にも言える。普段ここで宮玉がどうのこうの言ってはいるけれど決してそういう意味ではないし、宮田で腐ってるような奴とはまず仲良くなれない。いや私にはそんな人たちを批判するつもりも資格も無いよ。単に自分にとって「担当」とはなんぞやって話。
使い勝手がいいからジャンルを超えて「太田担」とか「山崎担」とか「静雄担」とか「田島担」とか「ペンライト担」とか「横アリ担」とか軽く言ってはいるけれど、本来はオタク達の交流を円滑にするためのジャニオタ用語みたいなものだし、ここまで深く考えてる自分がそもそも重っ苦しいと薄々感づいてはいるんだ。でも積みあがった感情や定義はなかなか崩れない。ちなみに「殿堂」というシステムはよくわからないしあまり好きじゃない。お前何様だよと突っ込みたくなるからなwww
キスマイがデビューするまでは宣言もしないし名乗らないと決めていて、周りからしたらただ面倒くさい迷惑な話*1でしかないんだけど、自分の中での定義からいくとやっぱりいま一番「担当」に近い場所にいるのは宮田俊哉くんなのかなと私なんかは思うわけですよ。

*1:友人が紹介してくれる時に「えっと、宮田担のゆっこ・・あ、まだ担当じゃないっけ」とか色々と気を遣わせてしまう事が多々ある。マジめんどくさくてごめんと思うと同時に自分の文章読んでくれすぎだろマジ感謝とも思う。でもそういう時はもう宮田担でいいwww